【2019年版】SEO対策の基本と考え方を総まとめ!5分でわかる初心者向け講座
SEO対策をする上で基本をしっかり身に付けていなければ、あなたが期待しているような結果を出すことはできません。
これからSEO対策で結果を出したいと思うのであれば、今回の記事で紹介する基本はしっかりと理解しておいてください。
逆にいうと、これから紹介する基本知識さえ押さえておけば、どうやったら結果が出るんだったっけ?と悩むことはないでしょう。
色々書いていたら思いのほか長くなってしまったので、今回の記事は以下のようにカテゴリわけして基本知識を紹介しています。
- 絶対にやるべきSEO対策の基本
- 時間があれば、やっておいた方がいいSEO対策の基本
- 絶対にやらなくてもいいSEO対策の基本
時間がない人は、最初に紹介する「絶対にやるべき基本知識」だけ見れば大丈夫ですよ。
ちなみに「SEO対策の基本はもういいから、ちょっとした応用が知りたい」「具体的な上位表示の方法を知りたい」という人は、以下の記事を参考にしてみてください。
ではでは解説していきましょう。
絶対にやっておくべきSEO対策の基本
では、SEO対策をやる上で絶対に知っておくべき基本を紹介していきましょう。具体的には以下の通りになります。
- キーワードを決める
- 1500字以上にする
- リンクをもらう(被リンクを集める)
キーワードを決める
「【2019年版】SEOに最適なキーワードの数は?」という記事でも解説していますが、キーワードを決めるのは必須です。
「キーワードを決める」とは、どのキーワードで検索してもらって上位表示させたいかを決めておくこと。
何のキーワードで上位表にさせたいか全く決めてなければ、Googleも評価のしようがありません。
本当は記事を書く前にキーワードを決めておいた方が良いですが、記事を書いた後に無理やりキーワードを決めるのもアリです。
その記事を俯瞰してみて、どんなキーワードが多く使われているのかを見極めます。そして、キーワードを決めると良いでしょう。
また自然と決めたタイトルの中に入っているものをキーワードとして捉え、そのキーワードを見出しや本文中にちりばめていくというのもありです。
一番いいのは、Googleのサジェスト検索や関連キーワード取得ツールなどを見て、どんなキーワードで検索されているのか把握した上で、記事を書き始める方法ですね。
しかしSEOを意識した記事を全く書いたことがない人からすると、この書き方はとても窮屈になります。
ですので、自分で好き勝手に記事を書いた後にキーワードを決めて、それを元に加工していく方法の方がストレスなく、最後まで書き切ることができるでしょう。
長文を書く(1500字以上にする)
SEO対策で必要なのは、インデックスです。インデックスについては
「【SEO用語】インデックスとは?仕組みは?」で詳しく説明していますが、早い話がGoogleにデータ登録してもらうことですね。
登録してもらわなければ、検索一覧には出ることができません。
インデックスしてもらう為にはテキスト量が1,500字以上はないといけないと、個人的には思っています。
最近のグーグルは、1,500字以下のものであれば、インデックス、、、つまりGoogleにデータ登録もしてもらえないという傾向が最近強まっています。
4記事書いて、4記事ともインデックスされない。
— KJ (@KJ47950782) May 11, 2019
何故!?
ちょっとネットサーフィンしてみよう。
文章を書くことに慣れていない人からすると、1,500文字を書くのは、すごく辛い事でしょう。
しかし、800字の記事を二つ書いたところでインデックスされないなら無意味です。
もし1,500文字書くのはきついのであれば、800字の記事を二つ合体させるなどの施策が必要になってきます。
バックリンクを充実させる(被リンクを集める)
Googleという検索エンジンは被リンクが多いサイトほど、信用できるサイトだと判断するアルゴリズムになっています。
これはGoogleが生まれたときにできたアルゴリズムなのですが、それから10年以上経った今でも、このアルゴリズムが主たるものとなっています。
そのため、どんなに良い文章を書いたとしても、被リンクがなければ上位表示することができません。
ただ、無理矢理被リンクをもらうと、Googleからペナルティーを食らう確率が高いため、誰かにシェアしたくなるような記事、引用したくなるような記事をしっかりと書いて、多くの人に被リンクをもらわなければならないというようになっています。
これがまた面倒で時間もかかり、不確実なものなの。
しかしそれが故に、Googleは被リンクがどれぐらいあるのか、どこからもらっているのか、というアルゴリズムを重要視しています。
なお被リンクについては 「【SEO対策】効果がある外部施策はたった1つだけ!」という記事で解説してますので、ぜひチェックしてみて下さい。
コンテンツの数を増やす
1つの記事を頑張って書いたところで、Googleは認めてくれません。
記事数、つまりコンテンツ数が増えなければ、SEO対策として成功することはできないでしょう。
また記事数はただ書けばいい、というものではありません。
先ほど紹介した通り、1500文字以上の記事である必要がありますし、あなたがあげたいと思っているキーワードの関連性のある記事でなければいけません。
つまり、ダイエットというキーワードで上げたいのであれば、ダイエットに関する記事を少なくとも100記事ぐらいは書いておかなければ、ダイエットで上位表示することはできないでしょう。
ダイエットというキーワードを狙っているのに、芸能人の話を書いたり、政治ネタを書いたり、プロ野球の話を書いていても順位を上げる事はできません。
ブログはオワコンって少し前から言われてるけど、オワコンなのは雑記ブログ。
— あらたたくや⭐️独立クリエイター (@arata_takuya) April 23, 2019
インフルエンサーでもない限り集客は見込めません。
反対に特化ブログは強い気がします。個人の専門家は企業も欲しがる存在ですからね(^^)
それを踏まえると自分の雑記ブログはオワコン!?
まっ新しいの作ろうっと。
こんなブログのことを、いわゆる「雑記ブログ」というのですが、雑記ブログほどGoogleに嫌われるものはないです。
キーワードがしっかりと決まっているのであれば、統一性のあるコンテンツを増やしていくようにしましょう。
重要度がそこまで高くないSEO対策
次はそこまでがんばらなくてもやらなくて良いSEO対策について紹介していきます。
具体的には以下の通り。
- ワードプレスを導入する
- ディスクリプションを入力する
- 質の良いコンテンツを書く
- 独自ドメインを導入する
WordPressを使う
サイト運営して行く上で無料ブログを使うのか、それとも専用のシステムを使うのか、それとも無料ホームページサービスを使うのかなど、様々な選択肢があります。
無料ブログであれば、はてなブログ、無料ホームページサービスであれば、ペライチなどが挙げられるでしょう。
そして、その中で最もSEOに強いと言われているのが、専用のシステムであるワードプレス。
導入するのがめんどくさい、使い方を覚えるまでが大変、、ということもあり、敷居は非常に高いです。
ただ、それさえ導入することができれば、SEO対策にめちゃくちゃ強いと言われています。
しかし、労力に見合ったSEO対策効果があるのかと聞かれたら、、ノーと答えます。
Googleはオリジナリティーを求めますが、コンテンツ内容だけではなく、htmlの構造も、オリジナリティーを求める傾向があるんですよね。
その影響で、無料ホームサービスは上位表示しにくい、という性質をもちます。
そのため、他の人がたくさん使っているワードプレスというシステムは、Google的に好き、というわけではありません。
多くの人が使っているので、オリジナリティーがないと判断しています。
だからこそ、わざわざワードプレスを使う必要は一切ありません。
特に今からワードプレスを1から勉強しないと使えないという人は、時間の無駄になりますので、スルーして大丈夫ですよ。
まだ無料ブログや導入が簡単なペライチなどを使ったほうがいいです。
とくに1ページで済むのであれば、ペライチなどを使った方がSEO対策としての効果は非常に高いですよ。
「ディスクリプション」を入力する
ディスクリプションとは、記事の内容がどんな内容なのか説明してくれる「概要」のようなものです。
そんなディスクリプションですが、一時期、ディスクリプションにキーワードをしっかりと書いていると、順位が上がりやすいと言われたんです。
その影響でディスクリプションの書き方を説明する記事やツイートが若干流行りました。
タイトルのキーワード選定は最初に設定したら終わりではない
— すぎた珈琲@焙煎士ブロガー (@sugitacoffee) March 17, 2019
キーワードプランナー通りに検索する人は6割程度
微調整はサーチコンソールで調べてリライトする
実際にググられたキーワードでタイトルとディスクリプションを
設定しなおすと、かなり上位表示されるようになる
今でもディスクリプションは重要だと言われていますが、結論から言いますと、そんなに重要性は高くありません。
ディスクリプションを適当にしていた記事だったとしても、難関キーワードで上位表示が可能になっています。
ディスクリプションをいじるとなると1記事ずつ設定をいじらなければなりませんし、ディスクリプションの文章も、わざわざ考えなければなりません。
そのため、費用対効果が高い政策とは言えないので、やりたい人だけやって、やらないのであれば別にやらなくても良い政策といえます。
質の良いコンテンツを書く
SEO対策をするならば、これから先絶対に目にすることになるのが「質の良いコンテンツ」という言葉です。
もしかすると、もう目にしたことがあるかもしれませんね。
質の良いコンテンツというのはめちゃくちゃ曖昧です。
一体何を指しているのか、明確に答えられる人はいないでしょう。
Googleも質の良いコンテンツをかけかけと言っているのですが、そこまで意識しなくてもいいですよ。詳しくは以下の記事にて。
独自ドメインを使う
SEO対策関連の書籍やネット記事を見ていると、独自ドメインを取った方がSEO対策としては効果があると書かれています。
独自ドメインとは、あなたのサイト及びブログだけにしかつけることができないドメインのこと。
いわばオリジナルの住所と言えばいいでしょうか。
確かに独自ドメインを持っていたほうが、後々から有利になる事は確かあります。
ただ最初から独自ドメインで運営するとドメインパワー、つまり被リンクが全くついていないので、何をやっても順位が上がってこないという現象が待っているんですよね。
SEO対策で断念してしまう人、諦めてしまう人の大半は、この被リンクが全くついていない状況で順位が上がってこない現象にやる気を失うから。
以下の記事でも紹介していますが、SEO対策は、ある程度モチベーションがないと続けられません。
少しでも順位が上がっているという実感がなければ続くことができないので、その点で考えてもドメインパワーがある独自ドメイン以外のものを使うと良いでしょう。
無料ブログであれば無料ブログ側が用意してあるドメインで良いですし、wixやペライチのなどの無料ホームページ作成サービスも、わざわざ独自ドメインを取る必要はありませんよ。
実施する必要のない「SEO対策」
ここまでは絶対にやるべきSEO対策と、別にやってもやらなくても構わないSEO対策を紹介してきました。
次は別にしなくても良いSEO対策の基本について紹介していきましょう。
不必要に長いテキストにする
絶対にすべきSEO対策の中で、1500文字以上のコンテンツを作るべきだとお伝えしましたが、あまりにも長すぎる長文はよろしくありません。
具体的には1万文字以上はアウトですね。
Googleはノイズと思われる文章があれば、評価を落とす傾向が見られます。
つまり別に書かなくてもいいのにもかかわらず、書いてしまったコンテンツのせいで評価が下がってしまうというわけ。(詳しくは以下の記事で解説)
もちろん1万字全てに内容のあるコンテンツを書けば、評価をされるでしょう。
しかし1万文字も書く時、そんなにぎゅっと詰まったコンテンツを書けますか?
小説や論文ではあるまいし、1万文字も書くコンテンツはどこか蛇足がでるのが普通です。
その蛇足部分が順位を下げてしまうため、下手に長文にしようと思わなくても大丈夫ですよ。
個人的には5000文字あれば、充分と思っていますが、キーワードによっては1500文字位で上位表示できることも多いです。
不必要なSEO対策はたくさんある
不必要なSEO対策というのは、今まで紹介してきた以外の方法です。
SEO対策の本や記事を見ていると、本当にいろんなことを書かれています。
しかし、書かれていることを全部実行したところで、順位が上がるかというと、そうではありません。
やるだけやったにもかかわらず、1ミリも順位が変動しないということもあるでしょう。
SEO対策は先ほども言った通り、継続力が重要です。
続けたものが勝ち残るわけですが、その中で重要なのは、やる気です。
そのやる気を持続させるためには自分がやった労力に見合った結果がついてこなければいけません。
ネット記事や書籍で紹介されていることをむやみやたらに試していくと、やる気を失いかねません。
だからこそ、今まで紹介してきたもの以外は手をつける必要ありませんよ。
どんなに頑張ったとしても、そこまで順位は上がりませんので、ご安心を。
基本を知っていればSEO対策は簡単
ざっとSEO対策の基本について紹介してきました。
ここまで書いてきて、いまさらですが、この記事は、SEO対策の初心者向けに書いてはいますが、SEO対策って何?レベルの初心者向けではありません。
「SEO対策とは?」という質問に、答えられるぐらいの知識を持っている初心者向けに書かれています。
もし全くもってSEO対策の基礎がわかっていない、そもそもSEOって何なの?なのかという人はWikipediaの「SEO対策」のページを見ることをおすすめします。
何も書かれていないと思われがちですが、基本中の基本をしっかりとまとめてくれていますので、変な書籍を見るより役にたちますよ。
ウィキペディアの記事で基本の基本を勉強してから、またこの記事を見ていただけると、内容をしっかりと理解することができるでしょう。
今日から真似をしてみよう
全部試してみるのも良いですが、最初に紹介した「絶対にやるべきSEO対策の基本」さえやっておけば、大抵のキーワードでは上位表示できるでしょう。
もちろん商標や会社名、単一キーワードなどのビックキーワードは、もう少し高度なSEO対策が必要になってきます。
しかし基本的には「絶対にやるべきSEO対策」に書かれていることさえやっておけば、順位は上がりますので、基本に忠実にSEO対策をじっくりとやっていきましょう。
継続は力なりといますが、SEO対策もその通り。
100万円で売れるSEO対策テクニックの見つけ方にも書いていますが、続けていくこと、地力がつきますし、自分だけのノウハウも気づけます。
結果が出るまで時間かかることもありますが、必ず結果は伴ってくるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
以上「【2019年版】SEO対策の基本と考え方を総まとめ!5分でわかる初心者向け講座」でした。