【2019年版】SEOに最適なキーワードの数は?実は出現回数は気にしなくてOK
SEO対策として、記事の中にキーワードの数をどれぐらい入れたらいいのか、知りたいと思っていませんか?
SEO対策を少しかじったことがある人ならば、絶対に知っているのが、記事内のキーワードの数の影響力です。(キーワード出現率とも言われますね)
「ダイエット」というキーワードを対象にしてSEO対策をしようとおもったとき。
記事内に「ダイエット」というキーワードの数が、いくつあるのかをみていきます。
これが「キーワードの数」「キーワードの出現数」ですね。昔はSEO対策の一つとして、かなり重要視されていました。
このSEO対策におけるキーワードと数の関係性ですが、2019年はどうなのでしょうか。
結論から言いますと、あまり関係ないので気にする必要はありません。
早い話がどれくらいの数のキーワードが出てこようが、SEO対策としては効果なし、とうことなのです。
今回はそんなSEO対策における「キーワードと数」について、紹介していきましょう。
- 記事内のキーワード数が重要という記事を見かけたことがあるから気になる
- 今からキーワードの数をいじろうと思うけど、めちゃくちゃめんどくさい…
- ほんとはしたくないので、もっと楽にする必要は無いのか
- SEO対策で別にしなくてもいいことは何なのか気になる
…と思っている人には絶対に役に立つ記事となっていますので、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。
キーワードの数はSEO対策に関係ない
冒頭でも結論を言った通り、記事内のキーワード数はあまり関係がありません。
ではなぜそう言い切れるのか。
【2019年版】SEO対策が勉強できるおすすめ書籍ランキング!見なくてもよい本も紹介 で解説しているおすすめ本にも「数は関係ない」と書かれているから。・・・なんて無責任な理由ではありません。
当ブログではよくある理由ですが、筆者そのものが数多くのキーワードで試してみたからです。
ある程度の大きなキーワードであったとしても、記事内に2〜3つほどの数しかキーワードがない状態で上位表示できました。
もちろん登場数ゼロはよろしくありませんが、数十個わざわざ入れる必要はありません。
面倒くさいわりに無意味なんで、やる必要はありませんよ。(以下「SEOHACKS」より引用)
キーワード出現率とは、「キーワード密度(Keyword Density)」とも言われ、「そのページで対策したいキーワードが、ページ内の全ての単語のうち何%含まれているか」という比率です。
かつては「キーワード出現率は何%が最も適正か」という議論があり、5%、7%など諸説ありましたが、現在のところ「キーワード出現率が検索エンジンの評価に及ぼす影響は小さく、具体的な基準を意識する必要は無い」という考え方が主流になっています。
なお、本当に順位UPにつながる方法については、SEOとは?上位表示に必要なSEO対策方法を初心者向けに解説を参考にしてみてください。
SEO対策としてキーワードの数を気にすべき箇所は?
基本的には気にしなくていいキーワードの数ですが、実は気にしておくべき箇所も存在します。
具体的には以下ですね。
- 序盤には5〜6個あった方がいい
- タイトルにも入れた方がいい
- h2タグにキーワードがあった方がいい
序盤には5〜6個あった方がいい
多くの記事を上位表示させてきて、気づいたことが1つあります。
それは序盤にキーワードを数多く入れておいた方が、SEO対策としては効果的ということ。
例えば「ダイエット」が対象キーワードであれば、いわゆるリード文・序文の部分に「ダイエット」という言葉を5〜6個入れておくのが効果的です。
以前、筆者があるキーワードで上位表示させたいと思っていたのですが、リード文にそのキーワードを5〜6個入れただけで、40位から1ページ目に上がったことがありました。
そして、その後にリード文にあるキーワードを全部抜いてみると、また40位に落ちてしまったことがあるのです。実際に似たような事例も報告されています。
検索結果1位~5位のキーワード出現回数の中央値は15回程度だった。キーワード数が少なくなるにつれて、検索結果の順位が下がっている。
— きつね@WEBコンサル (@__seofox__) February 28, 2019
今やるべきSEOとは? 「グーグル検索と検索者が好むWebサイトとコンテンツ」を木村氏が解説 | Web担当者Forum https://t.co/RszMcNm03f @webtanforumさんから
このことから、序盤にある程度の数のキーワードが存在するかどうかをGoogleが評価している事は明らかだと確信しました。
この件に関しては例外なくどのキーワードでも該当することなので、キーワードの数をもし気にするのであれば、序文にキーワードが入っているかどうかは気にしたほうがいいですね。
タイトルにも入れた方がいい
常識中の常識にはなりますが、記事内のキーワード数を気にするよりも、タイトルに入れた方がいいです。
「ダイエット」で上位表示を狙っているのであればタイトル内に「ダイエット」という言葉は必ず入れるようにしましょう。
なお記事によっては、キーワードを左側に寄せたほうがいい、なんてことが書かれていますが、これについては特にそういう事はありません。
色々と検証してきた結果、ビッグワードでも左端ではなく、中盤以降にあったとしても上位表示されていました。
以下の記事は「クレジットカード」という超・ビッグワードで上位表示していますが、クレジットカードという単語そのものは中盤から出てます。
ですので、読まれやすいタイトル、惹かれやすいタイトルというのをまず優先で考え、その後にキーワードを入れ込むという形にしてください。
なお、場合によってはキーワードの数を2回にするのもありです。
h2タグにキーワードがあった方がいい
そこまで意識しなくても良いのですが、H2タグにもキーワードを入れておいた方が良いでしょう。
今、検索結果を見るとタイトルからではなく、H2の見出しタグからキーワードを引っ張ってきているという傾向が見られます。
もし狙っているキーワードで検索して、上位ページの中に見出しタグからキーワードを引っ張ってきているのであれば、h2にもキーワードを入れたほうがいいでしょう。
なお、h2タグにキーワードを入れるのであれば、目次(記事内リンク)をつけることをお忘れなく。
ワードプレスはプラグイン(Easy Table of Contents)、はてなブログの場合は専用のコードを入れるだけで、簡単に目次ができますよ。絶対に忘れないようにしましょう。
h3やalt属性は無視でいい
h3はそこまで見る意識する必要はありません。h2にキーワード入れて、h3もキーワードを入れると、めちゃくちゃ不自然になりますので、やらないほうがいいでしょう。
なお、はてなブログの場合は、大見出しがh3になっています。
つまり、h3がメインになってきますので、はてなブログの場合だけはh3にもキーワードを入れた方がいいですね。
なお、alt属性もキーワードいれなくても大丈夫です。いれてもいれなくても順位が微動だにしません。
SEO対策としては「キーワードの数」より単語数が重要
このように記事内のキーワードの数というのは、そこまで関係がありません。
どちらかというと、キーワードの数よりも単語の数の方が重要です。
つまり「ダイエット」について書くのであれば、それに関連するキーワード…体重・スケジュール・肥満などの様々な単語がどれだけの数入っているかどうかの方が、Googleは重要視しています。
無理矢理、キーワードをガチガチ詰め込むのであれば、単語数の方こだわったほうがいいです。
なお、SEO対策の基本と考え方はこれ!5分でわかる初心者向け講座にて解説していますが、たらたらと単語が入っていない感想文を書いたとしても評価はされません。
単語数を多く詰め込んだ長文を書くことが、上位表示には必要ということを忘れないようにしてください。
どうしても数を意識するなら「順位」だけ意識する
それでも、キーワードの数をなんとかSEO対策に生かしたいという人もいるでしょう。(そんな人いるのかどうか謎ですが)
もしそうなら、キーワードの数そのものではなく、出現率の「順位」だけ気をつけてください。
つまり、全単語の中で狙っているキーワードの登場回数が、1位にならなければなりません。
もし仮に「ダイエット」で上位表示したいと思ってるのであれば、【2019年版】SEO対策チェックツールを重要度別に9つ紹介!今すぐ使えるのはこれでも紹介していますが、以下のツールを使って調べてみてください。
これでキーワード出現率が「ダイエット」が1位でなければ、コンテンツとしてはちょっと不自然といえます。
「ダイエット」というキーワードで1位になりたいのであれば、キーワード出現率で1位になってるかどうかだけは気にしたほうがいいでしょう。
ちなみに筆者個人としては、どれぐらいのパーセンテージで出てるのかは、別に気にする必要ないと思っています。つまり、数はどうでもいいのです。
全単語の中で狙っているキーワードが、出現率1位になっているかだけを気にするだけでも十分ですよ。
【まとめ】SEO対策に「キーワードの数」は無関係
ざっと解説してきましたが、早い話が記事内にあるキーワード数は全然気にする必要はないということです。
書籍とかでも「数はちゃんと気にしろ!」とよく言われてますけど、スルーでおけおけです。
キーワードの数にとらわれていると、不自然な記事になります。
Googleはどちらかというと、わかりやすい文章ではなくて、不自然では無い文章を好みます。
だからこそ、キーワード数をごちゃごちゃ入れている記事は、逆に評価を落としてしまうというわけ。
今まで紹介してきた通り、キーワードの数ではなく、それ以外の要素が順位決定には重要になってきます。
今回紹介した内容を参考にして、Googleに評価されるコンテンツ作りを目指してください。
以上「【2019年版】SEOに最適なキーワードの数は?実は出現回数は気にしなくてOK 」でした。