外注記事に価値はあるのか?22万円投資して検証してみた
私は記事を書くのが大嫌いです。そこで外注さんに記事を書いてもらうことにしました。
外注記事に投じた金額、22万円。それで、サイトの評価が高まったり、特定のキーワードで上位表示できれば御の字です。
- ちゃんとオリジナルの外注記事なら順位は上がるかも
- 今ならクラウドソーシングで安く外注記事が手に入る
- なにより記事書かなくてすむのでとにかくうれしい
こんな思惑のもと、試してみたのですが、、、結果はいかに。
- 外注記事で上位表示はできるのか知りたい
- 自分では記事を書く時間がない
- とにかく記事書きたくない
みたいな思惑をもつ人には役にたつのでは。
どこで?どんな人に?外注記事をお願いしたのか
外注記事を書いてくれる人を見つけたのは、ランサーズです。
「【継続あり】キーワードにあわせて完全オリジナル記事を書くお仕事です」みたいなタイトルで依頼。
文字単価を1.5円にしていたので(ランサーズの中では高い部類)、30人ぐらい募集がありましたね。
その中で一番評価がよく、商業誌でも書いたことがある、という人にお願いすることに。
1か月で16万字を納品してもらった
まとめて依頼が欲しいということだったので、22万円分の依頼をしました。(約16万字分の依頼をしたわけですね)
1か月ほど時間をかけて毎日納品してくれました。やり取りなどに問題はなかったですね。
(ちなみにやり取りはランサーズではなく、チャットワークを使用)
出来上がった記事は、すでに完成されていたサイトに突っ込んでいきました。
モズのドメインランクは40ぐらいなので、そこそこ評価もされているサイトになります。
さて、どうなるか。
結果:外注記事では順位は上がらなかった
納品してもらった記事をみたところ、特に問題なかったんですよ。ちょっとくどいな、と思うところはありましたが。
コピペリンでコピーコンテンツでないこともチェックしましたし。
ですので、ほぼノータッチでアップしましたが、、、狙ったキーワードで順位はあがりませんでした。
アップから1年ぐらいずっと様子をみていましたが、3語ワードで10位近辺をとれた記事はあっても、上位をとれた記事はなかったですね。
もちろん、ねらっていたキーワードでは上位表示ならずでした。。
外注記事ではなぜ順位があがらないのか
気付かなかった自分が悪いんですけど、外注記事は基本「リライト」なんですよね。
完全にパクった記事ではないんですが、もとにした記事はこれだな、とわかる感じ。
たぶん、なんらかのツールを使っているんでしょう。
グーグルはやたらとコピーコンテンツにはうるさいです。似たり寄ったりの記事にもうるさいです。評価してくれません。
だから、外注さんの記事は評価されない・・・つまり、上位表示できない、という結果がまっていたわけです。
納品された記事をいじるとどうなる?
これでは22万円がもったいないと、自分で構成や文体をかえてみました。
パクリ感をゼロにすべくめちゃめちゃいじりましたから、時間かかりましたね。もはや書き直しですよ。
すると、1ページ目に行く記事もちらほら。
でもこれって本末転倒すぎません?一から自分で書いたほうがラクでした。
外注さんから上がってきた記事を5時間くらいかけてリライトと画像合わせてるんだけど、まだ終わんない。
— 栗子 (@veuve_clicquot7) November 19, 2018
最初から見出しとか与えて書いてもらった方がいいのかな・・・。
外注記事には荷が重すぎる
外注さんはあくまでも納品するのが仕事です。そのため、依頼したキーワードに沿った記事にできていたらもういいんですよね。
上位表示できようができまいが、どうでもいいのです。
「オリジナルの切り口で」みたいなオーダーをしなかった僕も悪いのですが、、オーダーしたところで、それを文字単価1.5円でしてくれる人はいないでしょう。
ランサーズはもとより、クラウドワークスにもいないはず。
外注記事で上位を狙うなら
文字単価4円ぐらいだして、オリジナルの切り口の記事を書ける人に依頼するのが一番でしょうね。つまりは専門家に依頼すべし、ということです。
文字単価2円未満のライターさんは、リライト前提で書きますから、グーグルが喜ぶようなコンテンツにはなりません。
せいぜい被リンクをもらうためのサテライトサイト用の記事にしかならないでしょう。
ただ、ランサーズ上に専門家なんて潜んでないのが問題なんですよね・・・。
ツイッターで募集するのもアレですから、結局自分で経験して書く、みたいなことになるわけです。
悲しいかな、ラクできませんね。。
無料のセミナーでは「外注さんをよく使うべし!!」なんていわれがちですが、使うときはよく考えてからのほうがいいですよ。
以上「外注記事に価値はあるのか?22万円投資して検証してみた」という話でした。