【2019年版】SEO対策が勉強できるおすすめ書籍ランキング!見なくてもよい本も紹介
SEO対策を実行するうえでオススメなのは、書籍を使って勉強することです。
インターネットにも様々なSEO対策の知識がありますが、嘘や妄想も少なくありません。
確かに書籍を買わずにネットで情報収集をすれば、お金を払うことがないので得した気にはなるでしょう。
しかし1円も払わずに手に入る情報だからこそ、嘘やハッタリでもまかり通るという裏の側面があることを忘れてはいけません。
だからこそ、SEO対策をしっかりと学んでいきたいと思うのであれば、まずは専門の書籍を読むのがオススメです。
では一体どんな書籍を読めば良いのでしょうか。今回はランキング形式で紹介していきますよ。
SEO対策関連のおすすめ本ランキング
では一体どのSEO対策の本を見れば良いのでしょうか。
個人的に今まで10冊以上の本を読んできましたが、その中でもこれは使えるなと思うものランキング形式で紹介していきます。
先に結論を言っておきますと以下の通り。
ではどんな内容が書かれているのか、さくっと解説していきますよ。
3位「10年つかえるSEOの基本」
「10年つかえるSEOの基本」はどこのサイトを見てもオススメされている本ですね。
SEOコンサルティング会社に入社した新人もまずはこれを読まされるほど。
どんな内容が書かれているかというと、SEO対策の根幹となる考えを叩き込むための内容です。
なお、公式ページによる書籍の紹介は以下のような感じになっています。
本書は、すぐに効かなくなってしまうようなテクニックではなく、「検索エンジンは、どんなことをしようとしているの?」「SEOって、なんのためのもの?」といった変わらない“考え方”をおさえることで、目先のトレンドにふりまわされないための基礎が身につく、いちばんやさしいSEOの入門書です。
具体的にいうとGoogleアルゴリズムの仕組みや、どのようなスタンス・メンタルを持ってSEO対策をしていくべきなのかという下地の部分が書かれています。
ただ、スタンスやメンタルの部分は充実しているのですが、、具体的な内容がほとんど書かれているという難点も。
だからこそ、SEO初心者向けにおすすめの本と言えますね。
ある程度のミドルワードで上位表示をしたことがある人は、もう知ってる内容しか書かれていないので、読まなくても良いのではないかと思います。
なお、SEO対策をする人なら一度は耳にしたことのあるだろう「SEOラボ」もこの本を紹介しています。
本のタイトルにも書かれる通り、長く廃れないSEOの考え方を丁寧にわかりやすく解説してるので、慣れてくると忘れがちなSEOの在り方を見直すときにおすすめできる本となります。
2位「いちばんやさしい新しいSEOの教本」
「いちばんやさしい新しいSEOの教本」も、SEOコンサルティング会社に入ったら必ず読むようにと言われるほどの有名な本です。
公式ページによる書籍の紹介は、以下のような感じになっています。
経験豊富な講師陣が「なぜそうすべきか」からやさしく解説していきます。また、業種ごとのサイトマップやキーワードマップなどすぐに使える豊富なサンプルも用意しています。
企業のWeb担当者になったばかりの人や個人でサイトやブログを運営している人など、はじめてSEOを学ぶ人にぴったりの教科書です。
内容としては先ほど紹介した「10年つかえるSEOの基本」よりも、具体的な内容が少しプラスされたというべきでしょうか。
SEO対策に関する知識を多く発信しているサイト「ferret」でも紹介されていますね。
SEOについて セミナー形式でわかりやすく紹介されています。
書籍のサイズが少し大判で、ホームページや SEOの全体像が図表をふんだんに使って解説されているため、初めて手に取る SEO対策の書籍としてオススメです。
ただ難点なのはまとめ方が少し下手というか、「やさしい」という割には中級者でも何を言ってるのかわからないと思うような部分があること。
あともう一つは様々なテクニックを紹介してくれているのは良いものの、「今更そのテクニックはもう通用しないよ」という部分がいくつかあることです。
それと、コンテンツSEOだけに盲信している人からすると、サイトの構造など専門的なことも出てくるので、実際に実施できないこと多いのではないでしょうか。
「サイトをいじるのも好きだ」「ミドルワードで上位表示できたけど、もう一歩先に行ってみたい」という人にはオススメです。
1位「これからのSEO内部対策 本格講座」
個人的にバランスのとれた本が「これからのSEO内部対策 本格講座」だと思います。
公式ページによる書籍の紹介は以下のような感じになっています。
本書では、最新の内部対策について解説しつつ、有効となる外部対策情報についても紹介し、更には「両者の融合」にまで言及しました。
SEOで大切なメンタルのことも書かれていますし、具体的にどうすれば順位が上がるのかというテクニックも書かれています。
そして何よりも良いのが書かれているテクニックが、本当にSEO対策に効果があることばかりなのです。
書かれた日付は超・最新というわけではありませんが、今でも断然通用する方法ばかり。
あまり効果のない方法も載ってはいますが、それをやったからといって無駄にはならないテクニックなんですよね。
ですので、持っている事は一通り試してみても良いのではないでしょうか。
上級者向けというわけではありませんが、SEO対策についてもっと知りたいと思う人は必見の内容です。
ちなみにこの本を読んだだけで、SEOコンサルタントを語る輩もいるほど。
書かれていることを全て実践し、どのように結果が変わるのかというのを検証しただけで血肉になるでしょう。
なお、検証方法については、以下の記事にちらっと書いてますのでご参考あれ。
なお、ここでは比較的初心者向けのSEO対策本を紹介していますが、より上級者向けの本を求めている場合には「【2019年最新版】SEOを学べる本8選!初心者から上級者まで」という記事を参考を参考にしてみるといいでしょう。
私も過去読んできて内容がよかったなと思っているSEO関連本が多数紹介されています。
おすすめできないSEO対策関連の書籍は?
ここまではおすすめできるSEO対策関連の書籍について紹介してきましたが、逆におすすめできない書籍はあるのでしょうか。
はっきりってめちゃくちゃたくさんあるのですが、今回はその中でも「世間的におすすめされているけど、筆者個人は別に読まなくても良いのではないかと思う書籍」を紹介していきます。
具体的には以下の通り。
ではなぜおすすめできないのか、解説していきましょう。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
SEO対策のおすすめ書籍で検索すると必ずと言っていいほどヒットするのが、「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」です。主な内容は以下の通り。
SEOのためのライティング教本の決定版!
「成果が上がる」文章の書き方がわかる!Webで「成果を上げる」ための文章の書き方を実用入門書。謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、SEOに強いライティングのノウハウを学ぶことができます。
昨今のSEO対策ではコンテンツSEOと言って、いかに読者のニーズに答えられる記事にすべきかということが訴えられています。
この本もコンテンツSEOを極めたいと思ってる人に向けて書かれた本で、読まれるために必要なことを解説してくれる本です。
ヒーロー系の漫画のような展開で、読みやすさ抜群、と言うことで話題になりましたね。
筆者ももちろん購入して読んだのですが、確かにためになりました。
ただ、SEO対策をする上では必要ないと思っています。
なぜならこの本を書いてあることをやったとしても、順位は上がらないから。
確かに読みやすく、わかりやすい記事をかけるためのスキルを得ることができます。
何が必要なのか、それを得るためにはどうすれば良いのかが書かれているので、ライティング本としてはピカイチの内容でしょう。
ただ、SEO対策の本としてはね…。あまり効果が感じられない内容なんですよ。
昨今のSEO対策は、明らかに被リンクに偏っています。そのためコンテンツSEO対策をしたとしても、順位が上がらないこともしばしば 。
コンテンツSEOって手間がかかるんですよね。
手間暇を費やしたにもかかわらず、順位が上がらないって何なのと言うような環境が、2019年におけるSEO対策です。
そのため、この本に書かれていることをよく読んで実践したとしても、お金と時間がかかっただけで順位がわからない末路が待っています。
もちろんSEO対策本ではなく、文章力を上げたい、わかりやすい文章を書きたいと思ってる人にとっては、すごくいい本なのは間違いありません。
検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書
「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」もオススメ書籍を紹介する記事では、高確率で紹介されている本です。具体的な内容は、公式サイトからどうぞ。
商用Webでは今や当たり前となったSEO対策に、はじめて取り組む方向けに、超教科書的・王道を行くノウハウが満載の一冊です。
なぜこの本がオススメできないかというと、はっきりって古すぎるから。
確かに具体的で効果のありそうなテクニックをものすごく紹介してくれています。
しかしSEO対策に少しでも興味がある人であれば、一発でわかる位、古すぎる知識が載っています。
今それをやってしまったらGoogleにペナルティー食らうよ、もうそのサービスはないよ、といった知識も数多く紹介。
記事によっては、いまだに通用する、なんて書かれていますが、嘘です。全然スルーして大丈夫です。
ブックオフで100円で売っているSEO本
すごい漠然としていますが、「ブックオフ」で100円で売っているSEO本はダメです。
100円本は基本的に2010年初頭のものが多く、知識としては古すぎるので参考にはなりません。
とりあえずSEOを学びたいので、100円で売っている本を買ってみるかと思う人もいるかもしれませんが、100円が無駄になるだけなので買わないほうがいいですよ。
ただ、たまに2017年以降に出版された本が、100円で売ってる時もあります。それなら手に取ってみてもいいかもしれません。
SEOの外部施策を勉強できる本
もうお気づきだとは思いますが、ここまで紹介したのはすべて「内部施策」の本です。「外部施策」ではありません。
SEO対策の外部施策と言えば、サイト内部をいじるのではなく、サイトの外側から何かしらの政策を講じるものです。(以下「ウィキペディア」より引用)
多くの検索エンジンは、ページの価値を判断する基準に、そのページにどれだけの被リンクがあるかという基準を採用している。したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから適切なリンクをはったりすることが対策として行われる。
詳しくはSEOとは?上位表示に必要なSEO対策方法を初心者向けに解説 で解説してますが、具体的には被リンクをもらう・つけるなどが挙げられるのではないでしょうか。
その外部施策を勉強できる本ですが、、あるのはあるんですけど、正直全てオススメできません。
SEO対策をする上で外部施策というのは、ブラックな印象があります。
内部施策は自分のサイトの質を高めていくという事もあり、ホワイトの印象があるのですが…
ブラックは内部よりも簡単にできる上に、さくっと順位が上がるので、SEO対策を語る上で声を大にして語れる分野ではないんですよね。
そのせいかSEO対策の外部施策についてガッツリと書かれた一般書籍は、ほとんど存在しないと言っても過言ではないです。
あったとしても、10年位前に発行されためちゃめちゃ古い本しかありません。
そんな古い本に持っていることをやったとしても何の意味もありませんし、下手をするとペナルティーを食らいかねません。
残念ながら外部施策については、本で学ぶのはやめておいた方が良いでしょう。
もしどうしても最新の外部施策について知りたいのであれば、Twitterで調べる、、もしくは「note」の有料情報を買うしかありません。
noteはSEO対策に役立つのか
個人的にオススメな「note」の有料情報はあるのですが、、具体的に教えるのはなんとなく商売に加担した気がして嫌なので控えます。
ただ、500円から1000円位の情報でもなかなか良い外部施策の方法が紹介されたnoteがありますよ。
なお個人的にお勧めしている外部施策については【seo対策】効果がある外部施策はたった1つだけ!内部施策よりも優先すべきこととはで紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
そんじょそこらのnoteやTwitterでつぶやいていることよりも、有力な情報を紹介していますよ(ステマ)
SEO対策はおすすめの書籍・本で勉強したくらいではダメ
ここまで、おすすめの書籍について紹介してきましたが、最後に1つだけアドバイスを。
上から目線というわけではありませんが、数々のキーワードを上げてきて思うことが1つだけあります。
それは書籍に書かれているSEO対策の知識を持ってしてでも、ビックワードを上げる事はできないということ。
SEO対策の最前線にいて、上位表示をしている人たちは、絶対に世間に出してはならないと思うような最強のノウハウを1つ2つ隠しているものです。
そのノウハウは誰にも気づかれることなく駆使することによって、上位表示を実現しています。
そのため、書籍を読んだからといって上位表示できるなんて事は絶対に思わないでください。
書籍を読んで下地にするとした上で、日々SEOに関わっていると「これは誰も知らない自分だけのノウハウのではないだろうか」と気づく時が必ずやってきます。
ただ、その気づきも下地となる知識がなければ絶対に気づく事はありません。
だからこそ、基本知識となる情報として上記3冊は読み込んでおいた方が良いのではないでしょうか。
そうすると一生食っていけるだけのSEO対策ネタに気づけるかもしれませんよ。
以上「【2019年版】SEO対策が勉強できるおすすめ書籍ランキング!見なくてもよい本も紹介」でした。